内容説明
屈辱的な婚約破棄によってダイアナが打ちのめされたとき、思いも寄らない方法で醜聞から守ってくれたのは、15年ぶりに再会したコールだった。国際的企業のCEOとして名を馳せる彼の顔は鋭さを増しているが、そこに昔と変わらぬほほえみを見つけて、彼女の心はときめく。だが甘い夢は瞬く間に消えた。コールは親代わりの大叔父の願いを叶えるため、1年間、感情をまじえない形だけの結婚をしてほしいと告げたのだ。愛おしい妻のように彼女を大切にすると約束して。いつか彼の愛を求めてしまう予感に怯えながらダイアナは頷いた。
著者等紹介
マクノート,ジュディス[マクノート,ジュディス][McNaught,Judith]
ラジオ局や映画会社などに勤務したのち、1983年『言えないことば』で作家デビュー。85年に発表した『とまどう緑のまなざし』でベストセラーを記録し人気作家の仲間入りを果たす。以来、ヒストリカル・ロマンスとコンテンポラリー・ロマンス16作品を発表。ベストセラー作家として不動の地位を築いている。テキサス州ヒューストン在住
片桐ゆか[カタギリユカ]
北海道出身。複数のペンネームで訳書が多数あるほか、ハーレクイン社のシリーズロマンスも手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nami
8
上巻から、15年後に2人は再開する。ダイアナは婚約者に捨てられた事で、会社に損害が出る事を恐れ、コールは大叔父に半年以内に結婚しないと会社の株を従兄弟の出来損ないの子供に譲ると脅され、2人は1年の契約で、再開したその日にベガスで結婚をする。でも、契約結婚したもののお互い惹かれあい、愛し合い、離れていられないとすぐ悟り、永遠の結婚へとすぐに変わる❤️コールの身に災難がふりかかるが、ダイアナはコールを信じ支えるとこがほんと健気で、一途で、かわいい♡私このヒロイン大好きだわ(*´=∀=)2016/09/17
たまきら
4
周囲のために自己を抑えている感があるヒロインが、なんだか日本人女性のようでいじらしくてたまらないです。彼女の知性、ユーモアがたまらん。ヒーローもそこにおちたはず。肉体は衰えますが、こういうところは変わらないから、魅力なんですよね♡2014/09/29
ぽこ
3
ロマンス的に盛り上がりの部分が、よくわからないまま終わってしまっていて、ちょっと欲求不満でした。2015/06/12
ライム
3
これほんとにマクノート?!って思うくらい、恋人同士の誤解とか不信感とかが無かった。びっくり。そしてヒロインが高感度高い。楽しかったです2010/09/18
kyara
2
これ、ほんとにマクノート??すれ違い・誤解もほとんどない。ヒロインは天然でクラス委員長風。ヒーローはマクノートらしくステキ。なのにイマイチ物足りなく感じる私はひねくれ者でしょうか…一気読みで読後感の良いお話でした。2010/09/28
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