内容説明
炎の髪を持つ麗しきミス・メリヴェール―彼女がやがて莫大な遺産を相続する令嬢だとは、俺は実に運がいい、アイヴァースリー伯爵アレクサンダー・ブラックは、キャサリンを一目見ただけで個性的な魅力の虜になった。困窮した伯爵家の領地を守るためには、持参金目当てであることを悟られずにうまく金持ち娘と結婚するしか方法はない。頭の軽い内気な娘を狙うほうが安全なのはわかっているが、聡明で気の強そうなキャサリンにすっかりそそられてしまった…。伯爵は正式な紹介を待ちきれず、キャサリンを追って回廊へ向かった。
著者等紹介
ジェフリーズ，サブリナ［ジェフリーズ，サブリナ］［Ｊｅｆｆｒｉｅｓ，Ｓａｂｒｉｎａ］
文学の准教授を経て作家に転身。セクシーな作風やエンターテイメント性たっぷりのストーリー展開に加え、文学者ならではの入念な時代考証と緻密に構成された文章が高く評価され、数々の賞を受賞している。現在、夫と息子とともにノースカロライナに暮らす
富永佐知子［トミナガサチコ］
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
19
世に多くのリージェンシー小説あれど、大胆にもプリンスの私生児を創造したこのシリーズ、興味津々です。３人の私生児たちが顔を合わせるところから始まるこのお話。妻の不義と「息子」を憎み、領地を荒れるがままに任せていた「父」の跡を継ぎ、貧乏を隠して財産家の娘に求愛する伯爵男子が１作目の主人公です。いや～お金に苦労しつつ求愛している姿がリアルに描かれていて大笑い。ヒロインも行動力と情熱あふれる知性派で魅力的。あちこちでかけては男子を混乱させるので大笑い。困った脇役たちもなんともいえず魅力的です。早く次を読みたい！2016/06/21
ひまわり
4
ヒロインの幼馴染ってやっぱりアッチいっちゃったんでしょうか？ なりふりかまわないロックオンヒーローがツボでした。新作も読みたい！2010/05/18
矢田ふみえ
3
途中、だましていることの罪悪感もあり、読むペースがおちたけど。どう腹をくくり誠実に対応するかだよね。基本いい人だよね。2017/11/11
MOMO
2
キャサリンちゃんが、不道徳な本の熱心な愛読者だったせいで、少々疑り深過ぎるきらいはあったけど、それ以外はまぁ、楽しかったわ！アレク君のキャサリンちゃんへののめりこみ具合がなんとも言えず・・・シドニー君に関しても、微妙に腐女子心が動いたしね・・・ただ、残念なことに、ヒーロー、ヒロインのどちらもが私の好みじゃぁなかったのよ・・・2010/12/17
Ｈろま
1
★★☆☆☆ 2013/11/13
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- 和書
- 戦国夜話 新潮新書
