内容説明
ブラッド・オバリヴァンが故郷に帰ってきた。メグ・マッケトリックはその噂を聞きつけ、衝動のままに車に飛び乗った。ブラッド―十代のころ愛した恋人は、夢を叶えるために彼女を捨てて町を去っていった。打ちのめされたメグは、何度も頬を涙で濡らしてようやく立ち直ったのだ。昔よく待ち合わせた店にたどり着くと、ブラッドもまた何かに引き寄せられたのか、そこを訪ねていた。歌手として成功を収め、大人になった彼はますます抗いがたい魅力を放っている。怒りと切望がせめぎあうなか、メグは固く誓った。私は二度と彼を愛したりしない、と。
著者等紹介
ミラー,リンダ・ラエル[ミラー,リンダラエル][Miller,Linda Lael]
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。これまでに70作以上のロマンス小説を発表し、近年では新作を出すたびに各紙ベストセラーリストの上位にランクイン。2007年には米国ロマンス作家協会の特別功労賞を受賞した。また社会貢献活動にも積極的で、女性のための奨学金を設立し、人々の夢の実現を支援している。ワシントン州スポーケン在住
佐野晶[サノアキラ]
東京都生まれ。獨協大学英語学科卒業。友人の紹介で翻訳の世界に入る。富永和子名義でも小説、ノベライズ等の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukko
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kindle版にて再読。ローガン・クリード、気になります。続きはないのでしょうか?あっても翻訳されてないのでしょうね・・・。読みたい!2014/08/21
MOMO
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え?、元嫁の出番あれだけ?なんかもっといろいろと、かき混ぜてくれるのかと思っていたら、あっという間にメグちゃんに撃退されてやんの・・・。それにしてもメグちゃん、優しすぎるというか、安易に許しすぎてるというか・・・自分を捨ててスターダムにのし上った挙句に、結婚、離婚を二回も繰り返した男が12年ぶりに帰ってきたら・・・私だったら去勢してやるわよー!2009/12/07
Mari
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★★☆2009/11/03
こえん
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ヒーローの行動に共感できなかった…今さら戻ってきてどうしたいんだ?と突っ込んでしまったので。それでもヒロイン家族がらみのアレコレは奥が深くて良かったけど。2009/08/21
くろうさぎ
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あ~~~。ヒーローとヒロインの関係にイライラしました。ヒロインの母親にも!そして、ヒロインの父親にも!ヒロインにまつわる哀しい話が多すぎる。12年て長すぎるよ!2009/08/10