内容説明
シンシアとワースは学生時代からの親友同士。日々の仕事に飽き飽きしていたふたりはある週末、衝動的にアカプルコへと飛んだ。誰より気の置けない相手と、色恋抜きでつかの間の休息を楽しむために。だがロマンティックな浜辺の風に吹かれ、彼らは初めて互いを異性として意識しはじめる。隣にいるのはかけがえのない親友。長年の貴重な友情を壊すわけにはいかない―そんな理性の声とは裏腹に、胸のときめきは抑えきれず、ついに禁断の夜が幕を開けた。とまどいと憧憬の向こうに待つのは後悔か、それとも新たな輝きだろうか…。
著者等紹介
ブラウン,サンドラ[ブラウン,サンドラ][Brown,Sandra]
モデル、女優、テレビのリポーターを経て、作家に転身。1990年以降、ニューヨークタイムズのベストセラーリストに50作以上がランクインする。91年8月には3作品が同時にリストに登場するという史上3人目の快挙を成し遂げた。全世界で30以上の言語に翻訳され、総発行部数は7000万部を突破。ロマンス界のリーダー的存在であると同時に、ロマンティック・サスペンスの女王とも呼ばれている
霜月桂[シモツキケイ]
1955年東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。高校教諭を経て、翻訳家・翻訳学校講師に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まめもち
6
未亡人シンシア×夫の親友ワース。気の置けない友人同士だったのが南国旅行をキッカケに一変。ヒロインがうじうじと尻込みしすぎ。同じく未亡人のヒロイン母の方が前向き。娘が旅行中に彼氏連れ込み、鉢合わせしても動じないとこカッコイイ。この母が色々策略してくれなかったらどーなることやら。2018/05/04
じょじょ
4
本の薄さに合ったちょうどいい軽さ。サクサク読んで頭の休憩になった。2022/03/02
ちゃろ
4
⭐⭐⭐⭐再読。亡き親友の妻であり、今でも親友同士の男女。二人きりで行ったリゾートで最終日に男女の関係になってしまうという設定。親友から恋人になってしまう設定ってツボなんで、グイグイ読んじゃった。ヒロインがちょっと頑ななところに気分が削がれちゃったけど、ヒーローが賢く、ヒロインの頑な態度を和らげようと努力。偉い(^^)2014/06/29
きんとと おまんじゅう
2
面白かった(*´∇`*)ありがちなロマンスだけれども、よかったです。2012/04/29
oneoeight
2
仲の良い親友同士の二人が、ふとしたキッカケで友達の境界線を越えちゃったからさぁ大変なドタバタ劇。単純明快な事実を複雑に捉えるツンツンヒロインにイラッとしたけど、ノーテンキお気楽ボンボンヒーローがコメディタッチの軽いノリにまとめてました(笑) 覆水盆に返らず(v`▽´)vニャハ♪ ヒーローのこむら返りにゲラゲラ笑った度☆5、また読みたい度30%2011/03/08