内容説明
これが愛でなかったら、何が愛なのかわからない…。共感の嵐を巻き起こす全米大ヒットシリーズがいよいよ始まる！少女時代、太めで分厚い眼鏡をかけていたオリビアは冴えない思春期を送った。祖父母が経営するキャンプ場に毎夏やってくるコナーと会うのが唯一の楽しみだった。容姿端麗でなんでも器用にこなす彼に恋をしていたのだ―コナーが彼女の心を奪い、傷つけ、捨て去ったあの夏までは。時が過ぎオリビアは今、見違えるほど美しく変貌を遂げ、室内装飾家として活躍していた。老朽化したキャンプ場を改修したいという祖母の願いを叶えるため、彼女は苦い思い出の残る地へ向かう。そこに予期せぬ再会が最悪の形で待っているとも知らず…。
著者等紹介
ウィッグス，スーザン［ウィッグス，スーザン］［Ｗｉｇｇｓ，Ｓｕｓａｎ］
ニューヨーク州生まれ。ヨーロッパで教育を受けたあと、ハーバード大学で科学の博士号を得た。読書好きが高じて第一子妊娠中に小説を執筆、１９８７年に念願の作家デビューを果たす。その後、数学教師のキャリアを捨て、著作に専念。現在は数々の出版社から歴史物や現代物の新作を発表する傍ら、小説執筆の講師を務めるなど精力的に活動している。ＲＩＴＡ賞など権威ある賞の受賞歴も多数
霜月桂［シモツキケイ］
１９５５年東京都生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。高校教諭を経て、翻訳家・翻訳学校講師に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
19
ようやく第１弾を手に取りました。ハッキリ言ってそちらの方が全然好みなんですが、ソープオペラのように様々な登場人物が入り組んでいるので、やっぱりこの巻を早めに手に取ってよかったです。ロマンスよりも様々な登場人物が抱える苦しみや問題の方に感情移入してしまいました。なんのコンプレックスも持たずに高校生活を送った人はいないと思うけれど、容姿で人気が左右される子との多いこの時代（美人なら優しいわけでもないけれど）、家族にも自分にも自信を持てなかった彼らのつらさにじ～ん。この作家さん、巧い。2016/04/25
mum0031
2
室内装飾家オリビアと、建設会社経営コナー。 オリビアの、祖父母経営のキャンプ場で出会った2人が、時を経てふたたび再会する。 基本的には、キャンプ場の修復・腹違いの姉の存在・過去の恋愛の成就と、内容的にはこんな感じ。 再読は無い! 2019/02/25
くろうさぎ
2
ヒロイン父のロマンスのほうが気になって、、ヒロイン母が好きになれないですね・・・。かわいそうなヒロイン義理の姉の母はどこに言っちゃったんでしょうか・・・。2009/05/30
こえん
2
今後が気になる作品。人間関係がいろいろ変化していきそうだし、成長が気になるティーンエイジャーもいる。…自分の10代の頃も思い出したなぁ。2009/05/19
みるて
0
図書館の本 読了 レイクショア・クロニクル12012/02/06
