内容説明
この冬、シエラ・マッケトリックは強い反発を胸にインディアン・ロックに帰ってきた。息子の喘息を治すため、彼女を捨てた母の援助を受け入れたのだ。古い屋敷に不思議な懐かしさを覚えながらも、シエラは自分に言い聞かせた。約束の1年が過ぎればすぐにここを出ていく、と。時は変わり1919年、同じ屋敷でハンナはこの地を離れる決心をつけかねていた。夫を失った後、幼い息子とともに義弟に頼ってばかりもいられない。だが、いつしか義弟の熱い目差しに身を委ねたいと思い始め…。異なる時代に生きた二人の女性のロマンス。100年の時を超えて出合う、ふたつの愛の物語。すべての女性に捧げる「マッケトリック家シリーズ」新章。
著者等紹介
ミラー,リンダ・ラエル[ミラー,リンダラエル][Miller,Linda Lael]
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。これまでに70作以上のロマンス小説を発表し、近年では新作を出すたびに各紙ベストセラーリストの上位にランクイン。2007年には米国ロマンス作家協会の特別功労賞を受賞した。また社会貢献活動にも積極的で、女性のための奨学金を設立し、人々の夢の実現を支援している。ワシントン州スポーケン在住
佐野晶[サノアキラ]
東京都生まれ。獨協大学英語学科卒業。友人の紹介で翻訳の世界に入る。富永和子名義でも小説、ノベライズ等の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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