Mira文庫<br> 熱き心は迷宮を照らし―Heart Trilogy

電子版価格
¥770
  • 電子版あり

Mira文庫
熱き心は迷宮を照らし―Heart Trilogy

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 517p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596913432
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

田舎で暮らす姉がひそかに子供を産み、恥辱を苦にして川で心中した―子爵令嬢コリーはその知らせを聞いて耳を疑った。姉が我が子を道連れにするはずがない。都合が悪くなった相手の男にきっと殺されたのだ。そう考えたコリーが子供の父親を捜しはじめると、一人の怪しい人物が浮かび上がってきた。姉の隣人の領主、トレメイン伯爵。女性を虜にすると評判なうえ、前妻も同じ川で溺れ死んだのだという。コリーは伯爵の遠い親戚になりすまして荘厳な城に潜り込むことにした。悪魔のように魅力的な彼に心奪われるとは思わずに…。シリーズ第2弾。深まっていく…姉の死に隠された謎と、彼の瞳に映る闇。

著者等紹介

マーティン,キャット[マーティン,キャット][Martin,Kat]
情熱的でドラマティックなロマンス小説を得意とする全米ベストセラー作家。カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校で人類学と史学を修めたのち不動産ブローカーとなり、作家ラリー・J・マーティンと出会って結婚。1985年に執筆業を始め、セクシーな作風が瞬く間に人気を博す。作品は19カ国で出版されており、総発行部数は1,000万部を超える

岡聖子[オカセイコ]
同志社大学文学部卒。1990年より翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

38
前回は不思議な島からやってきた男性が登場するファンタジーのようなお話でしたが、今回は姉の死の真相を探るため、容疑者と思われる伯爵の城に乗り込む女性が主人公、とちょっとサスペンス仕立て。ちょっと推理小説にするにはルール違反がありますけど、なかなか面白かったです。三作目は新聞記者女子と孤島男子弟。楽しみ~。2022/11/28

びわ

3
令嬢とは思えない行動的なヒロイン。でも知性的で愛情たっぷり。ヒーローは厭世的だけど、たぶん真面目な人だった。でも、人妻誘惑しちゃうからなあ…ラストはバタバタしたけど、なんだかんだメロメロなヒーローだったので楽しかった。サミールが気になるなあ2013/02/19

MOMO

2
インドで未亡人から「カーマスートラ」について学んだグレイ君。レティを愛人にするには一度ベットをともにすれば、自分の性愛の虜になると思っています・・・既婚夫人を愛人にしようとする彼のモラルの高低はこっち置いといて、とんでもなく自身があるのは確かなようで・・・まぁ、前作のリーフ君もそっちに関してはとみに勉強熱心だったようだし・・・2009/06/10

くまた

1
恋人に捨てられ息子と心中したとされる異母姉を殺した犯人を突き止めようと伯爵家の遠縁の女性に成りすまし城に潜り込むコリーと伯爵家当主のグレイのお話。証拠も手がかりもなく勝手な思い込みしかない状態で伯爵家に集る事も遠縁の夫婦の評判を落とす事も全く気にしないで突き進むヒロイン。噂を書くのが仕事なのと言って裏も取らずに書いた記事を謝りもしないけど、逆に姉が息子を殺したと噂されてると紙面に書かれたら激怒するんだろうと容易に思える人柄。なんだかね。かなり後半になるまでヒロインが我儘で読んでいてしんどかった。2017/11/16

矢田ふみえ

1
殺されたと調査をするコリー。知らないうちに領主であるグレイを愛するようになる。愛していないんだと揺れ動きながらお互いを認めあっていく。家の秘密通路は、なんなんだろうね。2016/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/507602
  • ご注意事項

最近チェックした商品