内容説明
テロ対策組織のリーダー、イザベル・ランバートは“氷の女王”と噂されるスパイ。今回の使命は、独裁者たちの右腕として悪名高い傭兵セラフィンの身柄を確保し、情報提供と引き換えに安全を保障すること。だが、世界でもっとも危険な男といわれる彼の顔写真を見た瞬間、イザベルに遠い過去の痛みがよみがえった。まだ若く純粋だったころにすべてを捧げ、裏切られた相手、キリアンの顔がそこにあったのだ。不安な思いを抱きながらも、任務を果たすためモロッコへと向かったイザベルに、過酷な運命が襲いかかろうとしていた…。
著者等紹介
スチュアート,アン[スチュアート,アン][Stuart,Anne]
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。少女のころから文章を書くのが好きで、25歳のときに初めて小説を出版。以後、幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。官能的なタッチとスリリングな展開が世界中で人気を博し、“ロマンス・フィクションの旗手”との呼び声も高い。現在ヴァーモント州に暮らす
村井愛[ムライアイ]
1968年生まれ。米国の大学で文学を学び、帰国後、翻訳の世界に入る。文芸、ミステリー、ノンフィクションなど幅広いジャンルの翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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choco
5
もう1作目のヒーロー、バスチアンの所だけ拾い読み!とはいえ、彼は引退後ずっとDIYしてただけ?でもバスチアンがお父さんだったらいいなあ~。2016/01/22
カサブランカ
0
12010/12/08
くろうさぎ
0
シリーズの別の本は読んだことないんですけど、、二人が出会ってからかなりの長い時が経ってからの再会です。それなのに、いまさら??本当に許せる?2009/03/29
MOMO
0
ことごとく邪魔が入り、裏切られ、狙われ続けるミッションは、イザベルの過去と、そのときのキリアンの思いが交差しながら進みます。そして、イザベル達を執拗に狙う悪意は、引退したバスチアンや、その家族にまで手を伸ばし・・・ってことで、過去のヒーロー達も、ちゃんと家族共々出てきます。それぞれ子どもがいたり、子作りに励んだり、はとこの後始末をしたり・・・もう続編がないのかも・・・と思うくらい、いろんな要素の集大成ですが、ちゃんと続編はあります。2009/06/20
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