内容説明
今日は人生で最悪の日だわ。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤だなんて。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆破事件に巻き込まれて大怪我を負い、全身を包帯で覆われた目の前の男には、かつての面影の片鱗もない。なにかがおかしい―頭のなかに警報が鳴り響いたが、ジェイは確かに本人であると証言してしまう。その行為が自らの運命を大きく狂わせるとは夢にも思わずに…。世界的ベストセラー作家リンダ・ハワードが贈る、珠玉のラブ・サスペンス。
著者等紹介
ハワード,リンダ[ハワード,リンダ][Howard,Linda]
アラバマ州生まれ。少女のころから書くことが大好きで、自分の楽しみのために作品を書きためてきたが、1980年、30歳で作家デビューを果たした。以降、情熱的なロマンスを中心に多くの作品を発表し、アメリカをはじめ世界各国で人気は高まる一方。とくに彼女の描くヒーローは世界中の女性をとりこにしている。現在も生まれ故郷のアラバマ州に夫とともに暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
6
爆破事件に巻き込まれ、大けがをしている男性は、本当に自分の元夫?それとも…?前半のこの部分が特に面白かったです。狂言回しが少なくても面白い。やっぱこれって著者が上手だからだろうな。2014/06/24
zawa
5
大けがをして意識が戻らないうちから、ヒロインに愛情を覚えはじめているヒーロー。ヒーローを守るために嘘をついても傍にいようとするヒロイン。お互いにとても愛し合っているのに、ヒーローの記憶が戻るまでと、なかなか踏み出せないところが切ない。2010/02/28
まめもち
4
仕事クビになったジェイに元夫の身元確認の依頼が。爆破事件に巻き込まれて包帯ミイラ状態の相手を確認せいって辺りで怪しさプンプンなんですがまぁそこはそれ……。甲斐甲斐しい看護で驚異の回復をみせ、命綱みたいにしがみついてくる元夫にどんどん惹かれちゃう女性心理わかるわぁ。目の包帯取れた時にブラウンの種類が違うってことで身代わりに気づく設定。日本人ではありえんかw。潜伏先バレて、敵を返り討ちにして、すげなく追い払ったヒロイン追いかけて一件落着。この作家さんにしてはシンプルな内容だった。2017/09/29
眞墨
4
開幕からどきどきする展開で一気に読めました。周囲を固める登場人物が少ないはずなのに飽きないところがすごい。ボスは多分彼だろうなあ、とにやにやして読了(笑)2012/07/17
てん・ゆう
4
登場人物が少ない、両方にライバルゼロ、友人も家族も出てこずなので、じっくり二人が親密になる様が読め満足。こういうのもいいと2010/11/30
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