内容説明
弁護士のニックはハンサムでお金持ち。でも、奔放なテスには、世間体を重んじる彼の言動がいちいち癇に障る。縁を切ろうと決めた矢先、“この週末だけ、婚約者のふりをしてくれ”とニックが泣きついてきた。顧客にしたい大物作家から、妻同伴を条件にパーティへ招待されたという。テスはしぶしぶ同行するが、新作の朗読を聞いて激怒する。昔、大切な仲間が贈ってくれた物語とそっくりなのだ。盗作の罪で作家を訴えようとするテスを、必死に止めようとするニック。反発しながらも、次第に彼の良さに気づきはじめるテスだったが…。仕事一筋の彼なんて、わたしの理想の正反対。世界的ベストセラー作家が描く痛快シンデレラストーリー。
著者等紹介
クルージー,ジェニファー[クルージー,ジェニファー][Crusie,Jennifer]
コミカルかつロマンティックな作風で人気を集める全米ベストセラー作家。大学生のときに男性と女性の違いに関する研究の一環としてロマンス小説を大量に読んでみたところ、それがあまりにも楽しかったので自分でも書いてみたくなったという。ロマンス小説界の最高峰RITA賞を受賞し、数々のベストセラーリストにも登場する人気、実力ともに兼ね備えた作家である。オハイオ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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