内容説明
カジノホテルでショーに出演するカーリーは、信頼できる友人と愛するペットに囲まれて自由な生活を楽しんでいる。唯一の悩みは新しい隣人のこと。同じホテルで働くウルフガングは犬嫌いなうえに堅物で傲慢で、彼女とペットを目の敵にする。そんなある日、カーリーは部屋に怒鳴りこんできたウルフガングと、はずみから情熱的なキスをしてしまう。ところがカーリーが激しい欲望に駆られたのもつかの間、彼は体を離して言い放った。「これは間違いだ。ぼくの人生計画に君は存在しない」横柄な物言いに彼女は怒りを爆発させるが…。
著者等紹介
アンダーセン,スーザン[アンダーセン,スーザン][Andersen,Susan]
現代的でセクシーなロマンスを得意とし、NYタイムズをはじめとする全米各紙ベストセラーリストの常連。初期には完璧な女性像を描いていたが、最近では等身大でリアルなヒロインが多いという。J・A・クレンツ、S・キャメロン、E・ローウェル、L・フォスターらと共同でブログを持つなど、ロマンス作家のあいだでも顔が広い。ワシントン州シアトル在住
立石ゆかり[タテイシユカリ]
南山大学外国語学部英米科卒業。英会話講師のキャリアを経て翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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romance_holic
2
「この賭の行方」のスピンオフ。 今回のヒーローは、規則や目標を大切にする堅物男。捨て猫や捨て犬を見過ごしにはできない情に篤いタイプのヒロインとは正反対のタイプで、火花を散らします。 二人の関係が進展していくなかで、ものの弾みとか、細かい心の機微とかがすごく自然で話に引き込まれました。2008/07/24
眞墨
2
(再読)人生計画は現代日本だと「いい学校出ていい会社入って定年退職」みたいに流れが決まってる気がしますが、米国だと手段がまちまちなのかな。まあ、ショーガールが学位持っていたら驚かれたりするのはそんなもんかな。ヒロインのカーリーはホント魅力的で、ウルフガングには勿体ない(笑)。「この賭~」よりも涙出ちゃうところが多いけど、なんだか心がほんわかする話でした。オヤジ二人の会話がもっと読みたかった(誰と誰さ(笑))。2017/02/26
suiu
0
はいはい。良かったね。 ウルフおじさんの職業を厳密には「表」と言いきれるかどうか。。。ロマンスのカジノものと考えたら、経営者と大当たり以外は裏方じゃない? 「賭けの行方」は未読です。2013/09/22
ぽしょ
0
ヒーローの職業関係がどうもイメージつかめず。でも同シリーズ前作より好きかな。ウルフおじさんと甥っ子の関係がよかった。2010/10/16
terutyann
0
おもしろかった♪この賭けの行方とセットで読んでより楽しい。2009/03/04
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