内容説明
家庭教師斡旋所を訪れたケリッチ伯爵の依頼は、なんとも不遜なものだった。ヴィクトリア女王の宴で披露するために、孤児を引き取って礼儀作法を仕込み、貴族の子女に仕立てあげろというのだ。家庭教師の条件は、伯爵の寝室に潜り込んだりしない年配の不美人であること。傲慢な物言いに反感を覚えながらも、懐が苦しいパメラはその役割を買って出た。野暮ったい服と厚化粧でたぐいまれな美貌を隠し、伯爵家に乗り込んだその日から、奇妙な大騒動が始まった。
著者等紹介
ドット，クリスティーナ［ドット，クリスティーナ］［Ｄｏｄｄ，Ｃｈｒｉｓｔｉｎａ］
著作豊富なベテラン作家で、ＲＩＴＡ賞、アメリカロマンス作家協会ゴールデン・ハート賞など、数々の受賞歴を誇る。ＮＹタイムズのベストセラーリストでも常連
細郷妙子［サイゴウタエコ］
東京外国語大学英米科卒。外資系企業勤務ののち、ロンドンで宝石デザインを学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
youyou88
11
美人なのを隠して家庭教師をする女性。 それを好きになる美貌の伯爵…。 女性の夢が詰まってる！ https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11326488322.html2022/10/08
矢田ふみえ
2
美女が、不細工に変身して、家庭教師の役をやりきる。誘惑の危険がないということだけど、ものきせぬ言い方だったリ、会話がはずむことから惹かれていく。昔のエピソードもからむが、今１つだったなぁ。2017/04/16
ぽこ
2
手に職を持っていれば結婚に束縛されずに一人で生きていきたいと願うヒロインの気持ちは理解できた。過去のトラウマを脅しに使う女王様はとても良かった。女王とアルバート殿下の話があったら読みたいなぁ。2013/12/19
Mrs.涼子
1
面白かった。前作はイマイチだった印象があるけど。ヒロインの変装がバレるのは確実なんだけど、それでもドキドキ。ヴィクトリア女王が意外にお茶目でビックリ.+:｡ヽ(*'0'*)ﾂ ﾜｵｫ!!2010/09/28
すっちゃん
0
⭐️⭐️⭐️
-
- 洋書
- The Big Time
