感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
choco
16
南北戦争直後の話。引き継ぐはずの農園が人手に渡ってしまったことを知り、野放図に育ったヒロインは相続したというケインを殺すべく近づくが男の子と間違われた上に寄宿学校に放り込まれてしまう…。スーザンはとても好きな作家ですが、この作品はどうも好きになれないがチョイスした時代背景はとても良い。あまり知りえない世界を見せてくれたのは良かったものの…ヒロインがちょっとこう…いつまでもケインを斜めからしか見れないめんどくさい娘でしたね。2017/07/27
youyou88
9
南部戦争後のサウスカロライナ。 母を亡くし後妻には嫌われ父からは無視される不遇な子供時代を送った農園令嬢キット。 野放図に生きた彼女は世間の令嬢の枠に囚われない自由な女性。 父、継母と相次ぎ亡くした彼女は農園がすべて義兄に譲られると知り驚愕する。 この作家さんは波瀾万丈の人生を描くのがうまい。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11216223445.html2022/04/09
たまきら
4
ヒロインがかわいい!2014/05/12
romance_holic
2
南北戦争後という暗く、人の心に深い傷が残る時代を反映して、SEP他作品に比べてシリアスで激しい内容。 ヒロインは母親を早くになくし、男の子のように野放しで育った相当のじゃじゃ馬。両親の愛に恵まれなかった分、自分の育った農場に強い愛着を感じるようになります。ヒーローも両親の愛に恵まれず、ヒロインとは逆に何にも執着せず生きていこうと決意しています。お互いへの気持ちを認めない、認めたくない二人は反発しあい、傷つけあいます。ツラみ。それだけに最後ヒロインがとった行動、そのための勇気は感動的でした。 2009/12/05
mum
1
不遇の子供時代を過ごし、受け継ぐ遺産を横取りされたら、相手を恨み亡き者にしようとしても理解できる‼人として成長し物に拘らず、最後に選ぶのは伴に人生を歩む相手‼解るけど、それだけじゃ生きていけないよ‼2016/05/04
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