内容説明
いとこのネイトが殺されたのは３カ月前のことだった。殺害現場は親友の営む修理工場、犯人はいまだに捕まっていない。ジェニーは真相を探るため、ネイトの親友ディロンの工場を訪れた。学校中の女生徒が心ひそかに憧れていた不良少年ディロン。戸口に現れた彼は今、信じがたいほど魅力的な大人の男になっていた。「いったい何しに来たんだ？」冷淡な態度にひるみながらも、ジェニーは彼と向きあった。１２年ごしの切ない思いを心の奥に閉じこめたまま。
著者等紹介
スチュアート，アン［スチュアート，アン］［Ｓｔｕａｒｔ，Ａｎｎｅ］
数々の受賞歴を誇る全米ベストセラー作家。少女のころから文章を書くのが好きで、２５歳のときに初めて小説を出版。以後幅広いジャンルで旺盛な執筆活動を続ける。官能的なタッチとスリリングな展開が世界中で人気を博し、“ロマンス・フィクションの旗手”との呼び声も高い
細郷妙子［サイゴウタエコ］
東京外国語大学英米科卒。外資系企業勤務ののち、ロンドンで宝石デザインを学ぶ。創刊当初よりハーレクイン社のシリーズロマンスを翻訳（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
あっ、昔読んだな、これ…。お嬢様と不良の再会もの。YOSHIKIさんの大ファンの人が書いた本で、彼に捧げられてます。2023/04/18
高梨りさ
8
★★★☆☆ヒロインに全く興味がないように見える素っ気ないヒーロー、って結構好きなので良かった。十代の頃の二人のやり取りもヒロインのうぶな感じが良かった。けど、その後の事件や、サスペンスとも言えない不穏な状況が、盛り上がりにかけると言うか、必要あったのかなあと言うか、純粋につまらなく感じた。2017/12/30
tona
8
アン・スチュアートは好きな作家さんなんですが、彼女が放蕩者ではなく「ワルイ男」を書くとマジな犯罪者になるの、本当に読む度にびっくりします。絶対に上手く行きそうにない男女を最後には上手いこと結びつけてしまうので、すごい。2017/09/24
R
1
読んだばかりだったけどまた読んでみた。なんか読めば読むほどヒーローが好きになる。なんだこの癖になる感じ…。あぁエピローグ欲しい。二人うまくいって欲しい。2019/03/10
R
1
ローハン子爵シリーズのが好きかな。でもこれもダークな感じで良かった。ヒーローがワルなの好き。元犯罪者だけど更生してるし、ちゃんと自分の中で一線ひいてるワルは好きよ。エピローグ欲しかったなぁ。黒幕が悪党すぎてひいたw2019/02/28
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