Mira文庫<br> 令嬢マレーザの運命

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Mira文庫
令嬢マレーザの運命

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  • サイズ 文庫判/ページ数 492p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596911506
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

18世紀末の英国。荒野にたたずむ貴族の館で産声をあげたのは、待望の世継ぎでなく五人めの娘だった。母の命と引き替えに生まれたその子はマレーザと名づけられ、愛を知らないまま美しく成長した。社交界の華となり、大勢の紳士たちに求愛されてもなお癒えぬ心の渇きを抱えていたマレーザは、ある日突如として知ることとなる―戦火よりも激しく、清らかに燃えあがる愛の炎を。ベストセラー作家が激動の時代を描く魅惑のヒストリカル・ロマンス。

著者等紹介

コフマン,エレイン[コフマン,エレイン][Coffman,Elaine]
テキサス州に生まれ育ち、ノーステキサス大学で教育学の学士号を取得。大学時代はライフガード、卒業後には小学校教師や牧場経営など様々な職を経て作家に転向し、多数の受賞歴を誇るベストセラー作家となる

村井愛[ムライアイ]
1968年生まれ。米国の大学で文学を学んで卒業し、帰国後、翻訳の世界に入って仕事を始める。現在は文芸、ミステリー、ノンフィクションなど、幅広いジャンルの翻訳を手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

13
古き良き大河ドラマの香り漂う小説です。テキサス出身の作家なら南部を舞台にしそうなのに、イギリスの激動時代なところが逆に新鮮です。父が「息子」と信じ妻の命を賭けたのに、生まれたのは「5番目の娘(原題)」。母親と全てにおいてそっくりの情熱的で美しい女子は父親に疎まれて育ち、愛に飢え愛が理解できず、自信もありません。多くの人を傷つけながら自分も傷つき、「愛」を求め続ける姿は実に惨めで意地汚く、哀れです。でも女性には「もう充分というほど愛し愛されたい」という願望があるのではないでしょうか。最後のだんらんに安堵。2016/11/29

月夜

2
★☆☆☆☆最後まで読み通すのがしんどかった。ヒロインって育った環境には同情するが、あの性格はあんまりでないかい?わがままで、傍若無人で、どんだけ都合のいい頭空っぽな女なんだとイライラ。ヒーローがまた稀に見る一途な男で、とてもとてもヒロインには勿体ないが、あれでヒーローに見捨てられていたらヒロイン、誰からも拾ってもらえず一生不平不満、問題起こしまくって、はた迷惑以外の何物でもない存在だっただろう。2011/02/19

矢田ふみえ

1
母の命とひきかえに生をうけたマレーザ。父からうとまれ、美貌ゆえに男性からもてはやされる。幼い頃から見守ってくれたパーシーを愛していたんだと気づく。こうせざるをえなかったというのがながれのなかで感情移入できた。2016/07/18

あちみ

0
マレーザの我儘な性格のどこが良かったのか??2008/08/01

くろうさぎ

0
邦題ってすごい!「五番目の娘」なのに・・・。父親に避けられたヒロインです。ヒーローはある意味幼馴染なのですが、、、ヒロインは鈍感なのでしょうか??しかも懲りない人です。報われてよかったね!ヒーロー!2009/01/30

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