Ｍｉｒａ文庫 悪魔の眼

カーヴァ，アレックス【著】〈Ｋａｖａ，Ａｌｅｘ〉/新井 ひろみ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2002/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 579p／高さ 15cm
• 商品コード 9784596910448
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

穏やかな田舎町を震撼させた少年の死--それは背筋の凍る連続殺人の序曲だった。

少年連続殺人犯ロナルド・ジェフリーズの死刑執行から3カ月。ネブラスカ州の田舎町プラットシティで、行方不明だった新聞配達の少年が遺体で発見された。FBI特別捜査官マギー・オデールは模倣犯を念頭に捜査に加わるが、怯える人々を嘲笑うかのように新たな少年が行方を絶った。“本当の悪魔は外にいる”ジェフリーズの最期の懺悔が真実なら、悪魔は今、この町のどこかだ!　デビュー作とは思えぬ完成度と世界各国で絶賛。衝撃のサイコ・スリラー。FBI特別捜査官マギー・オデール・シリーズ第一弾。

編者コメント
新進気鋭のベストセラー作家アレックス・カーヴァのデビュー作『悪魔の眼』は、少年ばかりを狙う連続殺人犯とFBI捜査官との戦いを描いています。子供が命を落とす事件がもはや小説の中の出来事ではなくなってしまった今日、嘆かわしく感じている方も多いと思いますが、カーヴァの作品を読んでいると、そのような真の悪魔に対する嫌悪と抵抗が垣間見え、大人の責任を痛切に感じます。9月には本作の後日談が描かれた新刊も発売予定。カーヴァの強い正義感がにじみ出た最新作『汚れた指』とともに、この機会に『悪魔の眼』もぜひ読んでみてください。

内容説明

少年連続殺人犯ロナルド・ジェフリーズの死刑執行から３カ月。ネブラスカ州の田舎町プラットシティで、行方不明だった新聞配達の少年が遺体で発見された。ＦＢＩ特別捜査官マギー・オデールは模倣犯を念頭に捜査に加わるが、怯える人々を嘲笑うかのように新たな少年が行方を絶った。“本当の悪魔は外にいる”ジェフリーズの最期の懺悔が真実なら、悪魔は今、この町のどこかだ！デビュー作とは思えぬ完成度と世界各国で絶賛。衝撃のサイコ・スリラー。

著者等紹介

カーヴァ，アレックス［カーヴァ，アレックス］［Ｋａｖａ，Ａｌｅｘ］
ネブラスカ州の小さな町で育つ。カレッジで美術と英語を専攻したのち広告とマーケティングを学び、約２０年間デザイン、広告、ＰＲのプロとしてキャリアを積んだ。２０００年に処女作『悪魔の眼』を書き上げ作家デビュー。初作品とは思えない完璧な仕上がりで一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たした。魅力的な主人公マギー・オデールが登場するシリーズは北米で３作目まで刊行。現在、最も活躍が期待される作家のひとり

新井ひろみ［アライヒロミ］
１９５９年生まれ。徳島県出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あさうみ]

面白い！田舎街で起こる少年を狙った連続殺人事件にFB Iプロファイラーのマギーが挑む。サイコサスペンスに釘付け。過去に凶悪犯に立ち向かい心と体に深い傷を負いながらも、仕事に徹するマギーの強さに惚れる。保安官ニックといい感じになるが…マギー冷めきった夫を振り切れず…切ない！凶悪犯との対決も気になる！事件の真相まで一気読みした！カリン・スローターとか好きならハマると思います！！

2018/07/30

[只三郎]

田舎町の保安官と女性FBI捜査官の二人の主役が少年連続殺人事件を追う話しとなっています。 犯人は早い段階で殆どばらしているような物で、謎の散りばめ方も何となく中途半端な感じで、途中少し飽きてしまいました。 もう少し、話しをコンパクトに纏めた方が良かった気がします。

2015/09/18

[あすか]

☆4.5

2018/10/09

[對馬 正晃]

ありきたりなサイコパスものかと思いきや、意外とヒネりが効いていて最後まで楽しめました☆マギーの意地っ張りやエディーのゲスさにイラつくことが多々あり、キャラのクセの強さはピカいちかもです（笑）

2019/01/16

[woo]

お気に入りさんのオススメで入手。これが処女作とは思えない仕上がり👍 途中まで既知の作家とばかり思って読んでたが初見と判明^^;; 主人公のFBIプロファイラー、マギーが一部スレンダーじゃ無い（らしい）ところが個人的難点だけど（笑）、テンポの良い展開で一気読み✌️自作以降手に入るのは2010年翻訳観光の８冊だが、面倒だからUSEDで全巻発注♪ 途中でダレないでよね😅

2018/09/10