内容説明
1969年5月カリフォルニア、幼い姉妹ダイアナとマロリーは爆破事件で両親を失った。勝ち気なマロリーは、事件の真相が父親の麻薬取り引きのトラブルだと養父に聞かされ、反抗心を募らせていった。“おまえには汚れた血が流れている。おまえは必ず何もかも台なしにしてしまう…”嘘よ!高校を卒業したマロリーは、両親の死の謎を解くために単身ロサンゼルスへ向かう。やがてテレビ界の寵児となる運命の少女は、波乱に満ちた人生の第一歩を踏み出した。
著者等紹介
スミス,テイラー[スミス,テイラー][Smith,Taylor]
カナダ、ウィニペグ出身。国際情勢を専門に学び修士の学位を取得、カナダの枢密院事務官として東欧やアフリカなど外地勤務についた。CIAやイギリスのMI6など諜報機関と接点があった実生活の経験を創作に生かし、1995年『沈黙の罪』でデビュー。スキャンダルや陰謀が渦巻く、一度読み出したら止められない魅力の作品を発表しつづけている。現在は家族と共に南カリフォルニアに住む
霜月桂[シモツキケイ]
1955年東京都生まれ。青山学院大学英米文学科卒。高校教師を経て、翻訳家・翻訳学校講師に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。