内容説明
ニューイングランドの平和な町を襲った爆弾事件。直前に現場から姿を消したパレスチナ系の若い男と女子学生のカップルが容疑者として浮上する。しかし、レヤは教え子のホリーがテロに関わるような娘ではないと信じていた。真犯人に口を塞がれる前に捜し出さないと!協力者はただひとり、FBI捜査官のヴァンエイケンだが、彼はレヤの父親を憎悪し、復讐の機会を狙っていた。崩壊していくレヤの日常。誰が本当に信じられる?元情報分析官の著者による迫真のサスペンス。
著者等紹介
スミス,テイラー[スミス,テイラー][Smith,Taylor]
カナダ、ウィニペグ出身。国際情勢を専門に学び修士の学位を取得、カナダの枢密院事務官として東欧やアフリカなど外地勤務についた。CIAやイギリスのMI6など諜報機関と接点があった実生活の経験を創作に生かし、1995年『沈黙の罪』でデビュー。スキャンダルや陰謀が渦巻く、一度読み出したら止められない魅力の作品を発表しつづけている。現在は家族と共に南カリフォルニアに住む
山田有里[ヤマダユリ]
1961年生まれ。本名公庄さつき。高校卒業後さまざまな職業を経験し、1990年より翻訳業に専念
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