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出版社内容情報
彼の子供がおなかにいる――その事実を知ったマーリーは、ひとり物思いにふけっていた。子供の父親クリュザンダーは大富豪のギリシア人実業家で、ふたりはいま、一つ屋根の下に暮らしている。妊娠を打ち明けたら、クリュザンダーはどんな反応をするだろう?彼がふたりの関係をどう考えているのか確かめようと、マーリーはさっそく、仕事から戻ったクリュザンダーに問いかけた。「ぼくらの間に関係なんてものはないよ。きみは“愛人”だ」返ってきた辛辣すぎるその言葉に、マーリーは凍りついた。だが運命は、さらなる悲劇を彼女に用意していた。
内容説明
彼の子供がおなかにいる―その事実を知ったマーリーは、ひとり物思いにふけっていた。子供の父親クリュザンダーは大富豪のギリシア人実業家で、ふたりはいま、一つ屋根の下に暮らしている。妊娠を打ち明けたら、クリュザンダーはどんな反応をするだろう?彼がふたりの関係をどう考えているのか確かめようと、マーリーはさっそく、仕事から戻ったクリュザンダーに問いかけた。「ぼくらの間に関係なんてものはないよ。きみは“愛人”だ」返ってきた辛辣すぎるその言葉に、マーリーは凍りついた。だが運命は、さらなる悲劇を彼女に用意していた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
五回めぐらいの再読です。ヒーローは驚く程の傲慢である意味間抜けなのですが、ヒロインに対する疑惑を拭えないままでも、責任を感じて守ろうとする過程が良かった。だだ、ヒロインは簡単に許しすぎてしまって、せっかくの盛り上がりが尻すぼみになったのだけが残念。2017/12/04
akiyuki_1717
1
突っ込みどころ満載なのに、ヒロインの悲惨な状況と、健気さに惹かれてつい再読してしまいます。ヒーローは何度読んでもヒロインの裏切りを調べもしないで、書類を一目見ただけで有罪を下すなんて、世界的なホテル、グループの社長としては不適格。後半の反省具合も足りないけれど、ヒロインに献身的に尽くす姿はとってもナイスです。2018/01/31