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内容説明
「おなかにいるのは、僕の弟の子供だそうだね」それなりの金額を支払うから、弟の財産相続など求めるな―マックス・デ・ルーカの一方的な申し出に、リリーの顔は引きつった。確かにリリーはマックスの弟、いまは亡きトニーの子を宿している。だがそれは、すでに別れていたトニーに薬をのまされ、眠っている間に無理矢理された行為の後の妊娠だったのだ。デ・ルーカ一族とは、金輪際かかわりあうつもりはないわ…そんな願いもむなしく、マックスは再びリリーのもとにやってきた。今度は耳を疑うような提案をたずさえて。“母子の安全を守るため、彼の家で暮らすように”と言うのだ！
著者等紹介
バンクス，リアン［バンクス，リアン］ ［Ｂａｎｋｓ，Ｌｅａｎｎｅ］
ＵＳＡトゥデイのベストセラーリストにも登場歴を持つ彼女は、アメリカのロマンス小説界でナンバーワンの売り上げを誇る人気作家。現在、家族とともに生まれ故郷のバージニアで暮らしている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mao
14
鋼鉄男と言われ、何でも卒なくこなすヒーローが、ヒロインのことになるとキャラ変するのが良い！無痛分娩にしろと医者にくってかかったり、クッションにヤキモチ焼いたり、「僕の好みはリリーのリリーがけだ」は名言級。最後に分かる衝撃事実も、自分で真実にたどり着き、驚くほどあっさり受け入れてくれて安心しました。ヒロインにとっても辛いことだからね、ヒーローがここでウダウダ言い出したら救われない。ヒーローは、鋼鉄男だけど、黄金の心を持っていたのね、なるほど。2017/02/18
akiyuki_1717
0
ストーリー的にはありがちなものだけど、ヒーローがとても魅力的だった。しかし、色々と詰め込みすぎて、最後がドタバタになってしまったところが残念だった。ヒロインの被害者なだけでは終わらないとい決意はどういう意味だったのか、書かれないままに終わっていて、翻訳で飛ばされたのかな？とも思った。腹八分目でちょん切られた感有りです。★★★です 2014/07/22
