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内容説明
エリーズは夫の葬儀のさなか、くずおれそうになるのをこらえていた。夫はエリーズを脅迫までして結婚へ持ち込んだものの、散財と浮気を繰り返したあげくに亡くなった。ローマに彼が購入したアパートメントを売却しなければ、明日からの生活にも困窮するだろう。途方に暮れるエリーズに、意外な人物が助けを申し出た。夫の雇い主で大企業の経営者ヴィンチェンテだ。危険な光を放つ彼の瞳に魅せられたように、エリーズはローマへ一緒に行くことを承諾してしまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麻琴
2
脅迫されて嫌々結婚した夫と死別したヒロインと亡夫の雇い主ヒーロー。ヒーローがヒロインに近付いたのはある狙いがあって…という話。途中ヒーローのヒロインへの誤解が発覚し企みも明らかになり二人の関係がこじれてすれ違って双方ともの思いが伝わって本当に面白かったのに、最後が唐突過ぎてポカンとした。ヒロイン元恋人を突然悪人にしたって後味悪いだけだし何よりそれまで作り上げてきたイメージが!最後のあれはなかったことにして勝手に結末を想像してこれからも楽しみたい作品。☆42015/09/14
akiyuki_1717
2
自分の為に罪を働いた父親のために、身を売るような行動に出るヒロインが、自分に復讐をしようとしたヒーローを徹底的にいじめ抜くところが、理解できなかった。罪悪感でヒーローに謝罪するぐらいでもいいと思うけど、ましてお腹にヒーローの子供がいるのに、まるで被害者のような態度はどうなの?ヒロインの元彼はどう締められるのかと思いきや、あまりに雑というか、あれでふたりの気持ちが吹っ切れて自由になれると喜ぶところが、スッキリしない…これ再販する必要あるのか疑問。2014/07/24
月
0
★★★☆☆ハッピーエンドで終わらせるために持ってきた最後のエピソードが強引すぎるようでちょっとなあ。2015/11/04