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内容説明
エーンズリーはいわれのない罪を着せられ、職も家も失った。途方にくれて駅のホームに立ち尽くしていると、ふと、高級スーツに身を固めた美貌の男性と小さな男の子の姿を見留めた。シチリアの大富豪、エリヤ・ヴァナルディとの運命の出会いだった。彼はぐずる甥をあやしてくれた彼女の身の上話を聞くと、自分の屋敷に誘った。その見返りとして、甥の親権を狙う親戚に、彼の“婚約者”として紹介させてほしいのだという。ふりをするだけよ、と自分を納得させるエーンズリーだが、寝室まで同じくする徹底ぶりには、驚きと動揺を隠せない。二人の間に枕を積み重ねているのに、闇の中、熱い唇が触れてきて…。
著者等紹介
マリネッリ,キャロル[マリネッリ,キャロル] [Marinelli,Carol]
イギリスで看護教育を受け、救急外来に長年勤務する。バックパックを背負っての旅行中に芽生えたロマンスを経て結婚し、オーストラリアに移り住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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akiyuki_1717
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解説で続編と知ったが、こちらを先に読んでしまった。子供の頃からの確執からくる憎悪と疑念から、奈落の淵から救ってくれたヒロインに言ってはならない皮肉を言い、プライドから謝ることもままならないヒーローにヤキモキした。ヒロインは子供への愛情深かさとヒーローへ心配りが繊細な心優しい女性だが、年齢の割には世間に疎く、彼のもとを離れてから彼のカードを使うなど、信じがたい行動をするところが、私的にはん~と思うところもあった。終わりも一年が立ち、妊娠して胎動を感じるようになっても結婚してないのが不思議だった。2014/07/27
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