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内容説明
「大丈夫ですから」シャロンは震える声でやっと言った。「大丈夫なものか。こういう傷は気をつけないといけない」シャロンは困ってしまった。バスに乗ろうと駆けだし、転んだところを助け起こしてくれた通りすがりのゴージャスな男性が、車で送ると言って譲らない。人々の好奇の目から逃れたくて、彼の言葉に従ったシャロンは、リーと名乗ったその男性が、さる大企業の御曹司だと知ってとまどうが、彼に惹かれ、デートの誘いに応じる。そしてわずか1週間後には、リーのプロポーズに夢心地でうなずいていた。ところが、結婚式の直後、衝撃の事実を知ってしまう―この結婚は、リーが会社を継ぐための便宜的なものにすぎなかったのだ。
著者等紹介
ソープ,ケイ[ソープ,ケイ] [Thorpe,Kay]
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた。これまでに著作は70作以上を数え、今も根強いファンを持つ代表作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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