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内容説明
サマンサは1年前の事故のせいで記憶をなくした。自分の名前や住んでいた場所さえ思い出せず、どうして事故に巻き込まれたのかも覚えていない。いまはホテルのフロント係の職を得て、忙しい毎日を送っている。そんなある日、不意に現れた男性が言った。「きみはぼくの妻だ」しかし男性の顔に見覚えはなく、おびえるあまり気を失ってしまう。その後、アンドレと名乗る“夫”に介抱されるうちに、失った記憶がうずきはじめた。彼のキス、彼の体にはなじみが…。だが、サマンサの固く閉ざされた心の扉がひらくと同時に、世も忌まわしい記憶がよみがえることを、まだ誰も知らなかった。