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内容説明
『消えたネックレス』―ロンドンで派遣看護師をしているリネットのもとに、派遣協会から、ローマに行ってほしいという電話があった。ローマと聞いただけで、四年前の忌まわしい記憶がよみがえる。リネットは即座に断ったが、強硬に説得され、やむなく依頼人であるイタリア人の会社社長バルディーニに会いに行った。ブロンズ色の肌の魅力的な彼に、リネットはじっと見つめられ…。『ジェイドの輝き』―コニーは内心ひどく動揺していた。事故で盲目になった花形カーレーサー、ランス・ハミルトンの住み込みの看護を依頼されたからだ。ランス―忘れもしない九年前の出来事が彼女の脳裏をかすめる。十七歳のコニーはハンサムなランスに熱を上げたあげく、大胆な行動を取ってしまったのだった。
著者等紹介
ゴードン,ルーシー[ゴードン,ルーシー][Gordon,Lucy]
雑誌記者として書くことを学ぶ。のちロマンス作家に。イングランド中部に暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
23
「ジェイドの輝き」のコミックがとても良かったので購入。「消えたネックレス」は単品で感想を書いたので省略。実はこの作家さんのヒロインは出来すぎでちょっと引く部分もあるんですが、「ジェイドの輝き」のヒロインの揺れ動く心理は共感する部分があってとても好き。事故で視力を失ったヒーローの屋敷に勤める人たちも良い。もしかしたら、わたし的にルーシー・ゴードンの中で一番好きかも。2018/03/06
りりか
1
「消えたネックレス」ちょっとしたミステリ仕立てにもなっていて最後まで面白く読めました。「ジェイドの輝き」ロマンチックな内容だと思います。ヒーローも、挫折を知って傲慢の罠から逃れたという感じで人間味があります。2012/01/23