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内容説明
スコットランドの辺境ボーダー地方は長きにわたって略奪や殺人が横行し、無法地帯と化していた。父と二人の兄を仇敵マッカイ一族に殺され、女の身でありながらマリ一族の指揮をとるアリスンは、族長として、決死の覚悟で敵の本拠地に乗り込んだ。城を焼かれ、流浪の生活を余儀なくされた以上、危険を冒さなくてはならなかった。敵地に踏み込んだ瞬間、罠だと気づいたが、時すでに遅く、アリスンはただひとり敵方の騎士に捕らわれた。しかし、その騎士ハンター・カーマイケルは本当の敵ではなかった。いや、実はもっとも危険な敵なのかもしれない。なぜならアリスンはハンターに惹かれてしまったから―情熱のまま身を任せてしまうほどに。
著者等紹介
バークレー,スザーン[バークレー,スザーン][Barclay,Suzanne]
1992年に北米デビューを飾って以来、数々の名作を発表。イングランドやスコットランドを舞台にダイナミックかつ精緻な物語を紡ぎ、名実ともにヒストリカル・ロマンスのトップ作家として君臨した。1999年他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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