ハーパーBOOKS<br> サリー・ダイヤモンドの数奇な人生

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サリー・ダイヤモンドの数奇な人生

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  • サイズ 文庫判/ページ数 552p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784596778758
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。ある日父が病気で亡くなり、言いつけどおりに家の裏の焼却炉で遺体を焼いたところ、警察が駆けつけ大騒ぎになってしまう(何かまずかったようだ)。マスコミが殺到するなか、赤い帽子を被って葬儀を終えたサリーは父が遺した手紙を開く。そこには人とかかわるようにという願いとともに、ある凄惨な事件の記録が記されていた―。

著者等紹介

能田優[ノダユウ]
北海道函館市生まれ。英米文学翻訳家。ブロガー。自身のウェブサイトにて主に未邦訳の海外ミステリーの情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

81
父親の遺体を自宅の焼却炉に突っ込みガソリンをかけて火をつけた主人公のサリーは42歳。殺人犯でもなければ精神を病んでもいない。ただタイトルどおりに普通の人生を歩んできていない。遺書から過去を知り懸命に普通の生活を送ろうとするサリーには声援を送りたくなる。しかし並行して書かれる出生の事実はおぞましく吐き気を催すほどだ。この対比がうまくてページをめくる手が止まらなかった。苦手な人にはダメな作品だと思うが、たしかに読後は語り合いたくなる。ただし私は映像では観たくない。2024/09/13

森オサム

58
著者初読み。邦題、装丁、帯で受ける軽い感じとは全く違った。なんて陰惨、悲惨、救いの無い物語なのか。本作を読んで「底なしに笑える」と言った作家は地獄に落ちると良い。確かに、壮絶な過去を持つ主人公が自分の奇妙さを自覚し社会に馴染もうとする姿は微笑ましく、同時にクスりとする場面もある。しかし、交互に描かれる過去パートはグロテスクで不快で、嫌悪感で吐き気を覚える。過去と現在が重なる時には何が起きるのか…?。小児性愛、監禁、洗脳、トラウマとテーマはとても重い。だが、とてつもない引力で一気に読ませる昏い魅力は、ある。2025/03/13

星落秋風五丈原

51
物事を言葉通りに受け取ってきた42歳女性が父親が「死んだら死体を焼いてくれ」と言われたら当然ながら警察に大目玉。そりゃそうだ。というか娘の性格わかってるなら父親もうちょっとフォローしようよ。死期はわからないにしても周囲の人に言いなさいといっておくとか。検死しなきゃだめでしょう。2024/12/10

キナコ

50
タイトル買いした一冊。人と違った感性を持つサリーダイヤモンドの人生録。発達障害とも言えない絶妙なさじ加減。ある意味心が幼い女性かな。生まれはどうにも出来なくとも、環境で人格形成や他者との距離感を学ぶことが出来ると思える作品。同じような生まれでも育てが異なるとまた違った人生の選択をするんだろうなぁ。 何がサリーにとって良かったのか考えさせられる。良作なサスペンス。2025/01/22

Hiro

39
ミステリー性は薄いけど、ストーリーの展開がテンポ良く、意外性もあり、イッキ読みしてしまう作品だった。結構ショッキングな内容で、読み進めるのに心が痛む描写も多い。それでも何故か作品に引き込まれた。サリーが前向きな人生を送れるように応援したくなる。2025/03/20

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