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出版社内容情報
貧しい看護師カロラインはオランダを旅行中に大怪我をし、近くの大
きな屋敷に運びこまれた。屋敷の主は男爵の称号を持つ医師、ラディ
ンク。手当てこそ丁寧だが愛想はまるでなく、世捨て人さながらの生
活をしていた。彼の悲しい過去を知り、胸を痛めるカロラインは、突
然ラディンクに「僕と結婚してくれないか」と告げられて、仰天する。
内容説明
旅行でオランダを訪れていた元孤児の看護師カロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという男爵の称号を持つ医師だった。頭は白髪交じりだが顔は端整で、女性なら誰もが夢見る理想の男性だ。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、仕事の待つイギリスへ戻った―助けてくれたラディンクに、えも言われぬ複雑な感情を抱きながら。数日後、彼がカロラインの働く病院に突然現れ、こう告げた。「君に会いに来た。話は5分ですむ。僕と結婚してくれないか」
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後12年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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