出版社内容情報
ケリーは失意を胸に、ギリシアから祖国アメリカに戻った。
2年前、大富豪のレアンドロスに嫁いだ日から、
いつか別れることになるのはわかっていた。
彼の心はずっと、別の女性のものだったのだから……。
赤ちゃんができれば変わるかもしれないと思っていたが、
ケリーの体に問題があるのか、なかなか授からない。
私は彼に愛されることも、ふさわしい妻になることもできないのね……。
ついに離婚の申し立てをしたケリーに、 予想外の展開が訪れる。
彼女のお腹には、レアンドロスとの間にできた双子が宿っていたのだ。
喜びに打ち震えながらも、脳裏には夫が愛する女性のことが浮かび……。
“大きな愛で読む者の心を潤す”と評される大スター作家といえばレベッカ・ウインターズ。妊娠を告げるため、ふたたびギリシアを訪れると、なぜか夫は彼女を帰すまいとして別荘へ連れていき……。
内容説明
ケリーは失意を胸に、ギリシアから祖国アメリカに戻った。2年前、大富豪レアンドロスに嫁いだ日から別れを覚悟していた。彼の心はずっと、別の女性のものだったから…。赤ちゃんを授かれば変わるかもしれないと思っていたが、ケリーの体に問題があるのか、なかなか授からない。私は妻失格なのね…。ついに離婚の申し立てをしたケリーは、なんと双子を授かったことを知る。レアンドロスとの赤ちゃん―。喜びに打ち震えながらも、夫の愛する女性のことが浮かび…。
著者等紹介
ウインターズ,レベッカ[ウインターズ,レベッカ] [Winters,Rebecca]
17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。帰国後、大学で多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師に。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら作家活動を開始。これまでに数々の賞を受けてきたが、2023年2月に逝去。亡くなる直前まで執筆を続けていた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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