出版社内容情報
カサンドラの運命は、ホアキンの手中にあった。彼はスペインきっての実業家であり、プレイボーイだ。これまで数々の女性と情事を重ねてきたが、共通しているのは、出会って1年が経つと必ず恋人に別れを告げ、何事もなかったかのように去っていくこと。今週の金曜日、カサンドラはホアキンと出会って1年になる。私も過去の恋人たちのように、見向きもされなくなるの?カサンドラの不安は日ごとに増していった。だが、彼女を待ち受けていたのは、想像していたよりはるかに過酷で皮肉な運命だった。■先月HQロマンスより刊行されたK・ウォーカーの『幼すぎた愛』はお楽しみいただけましたか? 傑作古典をもとに新たなロマンスを描く好評企画の第4弾で、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』をモチーフに、領主館で繰り広げられる愛憎劇が描かれています。
内容説明
カサンドラの恋人、ホアキンはスペインきっての実業家。だが、恋人とは出会って1年経つと必ず別れを告げるプレイボーイとしても有名だ。カサンドラは今週の金曜日、ホアキンと出会って1年になる。私も過去の恋人たちのように、捨てられるの?別れを覚悟した彼女は、ホアキンに愛のないプロポーズをされ、ショックで部屋を飛び出した―すると追いかけてきた彼は、目の前で車にひかれ、この1カ月の記憶を失ってしまったのだ―!
著者等紹介
ウォーカー,ケイト[ウォーカー,ケイト] [Walker,Kate]
イングランド中部ノッティンガムシャーに生まれ、ブロンテ姉妹の生地ヨークシャーで育つ。ブロンテ姉妹の研究で修士号を取得したのち、児童館の司書を経て、息子の誕生を機に作家活動を開始した。以来30年近くにわたって活躍を続けるベテラン作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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