ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル 黄金の公爵と名もなき乙女

ジャレット，ミランダ【著】〈Ｊａｒｒｅｔｔ，Ｍｉｒａｎｄａ〉/永幡 みちこ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2023/05発売）

• サイズ 新書判／ページ数 288p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596770110
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

記憶をなくした麗しのレディと
金の王と呼ばれた公爵の、秘密。

洒落者の公爵ブラントは事業にも成功し、満ち足りた日々を送っていた。
頭の回転が速く、スポーツ万能で、神秘的な雰囲気の彼は学生時代、
“金の王”と呼ばれていた――数字に強くてカードの才能があり、
彼が手にした賭金の金貨同様、黄金に輝く髪がその名の由来だ。
そんなブラントにとってただ一つの不安は、ある秘密をあばかれること。
どれだけ努力しても、文字が理解できないのだ。
この秘密がある限り、愛する女性とも、結婚とも無縁だと考えていた。
ところがある日、彼は林に倒れている娘を発見する。じつに美しい！
その娘はブラントの顔を見ると、さもしおらしげな様子で囁いた。
「わたし……自分の名前がわからないわ」

19世紀初頭の英国が舞台の、ロマンティックなシンデレラ・ストーリーをお贈りします。名前すらわからないというので、持っていたハンカチーフに記されていた“コリンシア”と呼ばれることになったヒロイン。けれど、彼女もまた大きな秘密を抱えていて……。

内容説明

洒落者の公爵ブラントは事業にも成功し、満ち足りた日々を送っていた。頭の回転が速く、スポーツ万能で、神秘的な雰囲気の彼は学生時代、“金の王”と呼ばれていた―数字に強くてカードの才能があり、彼が手にした賭金の金貨同様、黄金に輝く髪がその名の由来だ。そんなブラントにとってただ一つの不安は、ある秘密をあばかれること。どれだけ努力しても、文字が理解できないのだ。この秘密がある限り、愛する女性とも、結婚とも無縁だと考えていた。ところがある日、彼は林に倒れている娘を発見する。じつに美しい！その娘はブラントの顔を見ると、さもしおらしげな様子で囁いた。「わたし…自分の名前がわからないわ」

著者等紹介

ジャレット，ミランダ［ジャレット，ミランダ］ ［Ｊａｒｒｅｔｔ，Ｍｉｒａｎｄａ］
ブラウン大学で美術史を学ぶ。もし作家でなかったら、アーティストかデザイナーになっていたと語る。２人目の子どもの産休中に初めて書いた作品をハーレクイン社に送ったのがきっかけとなり、作家への道を歩み始めた。ゴールデン・リーフ賞受賞やＲＩＴＡ賞のファイナリストなど、数多くの実績を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。