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内容説明
クレシダは、休暇に訪れたエーゲ海の小島ミロスを散策していたとき、砂浜で一人ダンスを踊っている貧しい漁師のドレイコに目を奪われた。情熱に身を任せ、ドレイコの言うがままに、二人は結婚を約束する。夢のような日々を過ごしていたところへ、父が倒れたとの連絡が入り、彼女はドレイコに何も告げずにロンドンの自宅へと急いだ。あれは、しょせん現実ではなかったと自分に言い聞かせながら…。父の病状は深刻で、そのうえ破産の危機にも瀕していた。クレシダは救済に奔走するが、ある日突然、銀行からすべての借金を帳消しにする旨の連絡を受ける。申し出の主はジミーニス・コーポレーションの社長だという。ドレイコと愛を語ったミロスで、その邸宅は見かけたことがある。違う。嘘よ。偶然の一致にすぎないわ。そう思いながらも、彼がかかわっているのではないかという疑念が頭をもたげた。
著者等紹介
クレイヴン,サラ[クレイヴン,サラ][Craven,Sara]
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから殺人事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。1975年からロマンス小説を書き始める。サマセット在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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