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内容説明
ファランが十三歳のとき母はひとり再婚先を出ていき、彼女は心の温かい義理の父と姉のもとで育てられた。無事就職もし、希望どおり香港勤務となったファランだが、上司との愛に破れて帰国。家に着いたとたんに義父の遠縁にあたるヘッティおばが亡くなったと知らされる。彼女は、忙しい義父と義姉に代わって葬儀に出席することになった。事業拡張をのぞむ義姉におばの遺言書を持って帰るよう頼まれ、うしろめたい気持ちでおばの寝室をさがしていると背後から傲慢そうな男の声が尋ねた。「おさがしものはこれかな」驚くほどハンサムな男が遺言書を手にあざけるように立っていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひまわり
2
ヒロイン姉がちょっと自分勝手なのが気になった。遺言が書きかえられた状況を考えると姉は文句言えないのでは? 2011/04/29
akiyuki_1717
1
設定としては母親に捨てられたヒロインを、広い心で受け入れてくれた義父と義姉のはずが、遺産が絡むと自分勝手な人たちになっており、ヒロインがいいように使われるという、不思議な現象が起きていた。前半が以上にヒロインの家庭状況や、不倫未遂の説明にだらだらとページが使われ、中盤は、ただ耐え忍ぶかわいそうなヒロインで、およそロマンスとは遠い感じです。ちょっとハーレの中のある作家さんの作品と酷似してると思いました。終わりになっていきなりアッツ熱になるので、はっ?なにこれ???って感じでした。★★2014/04/13