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内容説明
ギルクライストが“処女の泉”のほとりで助けた女は、彼にあらたなわざわいの種をもたらした。女は記憶を失い、名前もレイチェルとしかわからない。ギルクライストは一族の長として、ふさわしい花嫁を一刻も早く迎える必要があった。それなのに、素性も知れぬレイチェルのことがどうしても忘れられなくなってしまったのだ(『処女の泉』)。あそこに立っているのは本当にローラだろうか。ドルーはわが目を疑った。まさか、そんなはずはない。妻は一年半前、事故で死んだのだから。しかし、見れば見るほどそっくりだ。ドルーは彼女に近づき、声をかけてみた。「ローラ!」ところが、彼女はメアリー・シェパードと名乗った。目も、髪も、声も、そっくりなのに…(『過去のない妻』)。“記憶喪失の物語”―突然消え去ってしまった記憶。もどかしさと闘いながら、切ない愛をはぐくむ恋人たちの物語。
著者等紹介
ブラウン,デブラ・リー[ブラウン,デブラリー][Brown,Debra Lee]
地質学者として北極で働いた経験があり、アルプスやシエラ・ネヴァダ山脈をたびたび訪れる冒険好き。カリフォルニア州出身で、頑固なスコットランド人の夫と大型犬オールド・イングリッシュ・マスチフが彼女の創作意欲を刺激すると語る
ハービソン,エリザベス[ハービソン,エリザベス][Harbison,Elizabeth]
物心ついたころからロマンス小説の熱心な読者だったという。作家になろうと思ったのは小学生のころ。料理の本を三冊出版したのち、ロマンス小説の執筆を思い立った。現在、夫と娘に息子とともにメリーランドに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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