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内容説明
『シチリアからの誘惑者』―社内で顧客をもてなしている場に社長エドワードの姿がなく、個人秘書のナタリアは気をもんでいた。しかも落ち着かないことに、欲望に燃える目を彼女に向けてくる見知らぬ男性がいる。しばらくして、社長室に来るよう指示があり、彼女はほっとした。ところが社長室にいたのは、先ほどの男性だった。イタリア製スーツにイタリア訛の話し方。ナタリアはぴんときた。社の会長でエドワードの義理の弟、ジャンカルロ・カルディナーレだ。『愛は仮面の奥に』―テリーは行方不明になった兄を捜しにベネチアにやってきた。ホテルに着いた彼女を出迎えたのは長身でハンサムな男だった。だが、彼の鋭い目に、テリーは思わず身震いした。なぜこの人は観察するような目で私を見るの?部屋まで荷物を運んでくれたその男を彼女はポーターとして扱ったが、彼がホテルのオーナー、マウリツィオ・ヴァンザーニだと知らされる。
著者等紹介
リード,ミシェル[リード,ミシェル][Reid,Michelle]
五人きょうだいの末っ子として、マンチェスターで育つ。現在は、夫と成人した二人の娘とともにチェシャーに住んでいる
ゴードン,ルーシー[ゴードン,ルーシー][Gordon,Lucy]
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。また、アフリカで野生のライオンがいるそばでキャンプをするなど、多くの貴重な体験をし、作品にもその体験が生かされている。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って二日で婚約し、結婚して二十五年になる。イングランド中部に暮らしている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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