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内容説明
ああ、今日もくたくただわ…。病院の住み込み庶務係のクローディアは、きつい仕事をこなしてはベッドに倒れ込む日々。お世話になっていた大おじが亡くなったのを境に、これまで住んでいた家を追い出されてしまったのだ。そんな彼女に手を差し伸べたのは、大おじを診ていた年上のハンサムな医師トマスだった。「結婚すればきみは自由を、ぼくはよき友人を手に入れられる」愛のかけらもない申し出と知りつつも、彼が時折見せるやさしさに淡い期待を抱き、クローディアは思わずうなずいてしまうが…。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師と助産師の教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人男性と知り合って結婚。以後14年間、夫の故郷オランダに住み、病院で働いた。イギリスに戻って仕事を退いた後、よいロマンス小説がないと嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、執筆を決意した。1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。穏やかで静かな、優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
再販、再読。父が亡くなってから、母と叔父の屋敷に住まわせてもらっていたが、叔父が亡くなると直ぐに追い出されてしまった。母は叔父のかかりつけ医と再婚したが、ヒロインは資格もないため病院で住み込みの下働きをすることに。母の結婚式で叔父が無くなる直前に呼び出した無愛想な医師と再会する。彼は彼女の境遇を案じ、結婚を申し出る。彼女は楽になるし自分には親友ができると。どちらも素直ではないがベティさんのお好みのストーリーなので仕方がない。今回も意地悪な美人に翻弄され、ヒーローも一緒になって腹を立てるお馴染みの展開。2024/02/09
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