出版社内容情報
白石まと[シライシマト]
涼河マコト[スズカワマコト]
内容説明
「貪欲な肉体になったな。これも、俺が育てたのか―」皇帝アレクセイにより“最高の花嫁”となるべく教育されたエリザヴェータ。年頃になるとアレクセイから次々と夫候補との見合いをさせられるが、彼を恋い慕うエリザヴェータはすべて破談にしてきた。しかしアレクセイにも縁談が持ち上がり、思い余ったエリザヴェータは夜這いを決行するが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
21
お互い想い合ってるのに、選べない2人。なかなか良かったです。でも、皇帝はどうしたってロリコン・・・。脇のイヴァン&エーリックも良いキャラだったので、彼らがヒーローのお話も読みたいです。2016/05/29
さつき
7
甘々イチャラブな話を想像していたのですが、主役ふたりとも相手のことを一番に考えるしっかり者同士で、なかなか骨太なお話でした。久々に泣いたし、感動で胸が詰まって一度本を置いたのも久しぶり。一番好みなキャラ・脇役のエーリックの挿絵には惚れた。エーリックには私が嫁ぐから主役たちはさっさとくっつけ!と泣いたり鼻をかんだり興奮状態のまま読了。最後のヒロインいい子に若干モヤッとしたが、ここ最近で一番のアタリ本。二人のドラマにはときめいたし、エーリックには萌えまくった。これだからTLはやめられない。大満足の一冊。2017/02/01
千桜姫
5
タイトルからして軽い感じがしたのに、後半になるにつれて重くなる話でした。悪人らしい悪人は出ないのに。でも面白かったです。2016/05/20
マチ
3
うーん。ヒロインのお父さんは仕方ないとは言え裏切ってたし、最後忠臣であり友であるはずの男は学問に縛られてヒロインを殺そうとしたし、この皇帝は本当に人材に恵まれないなあ。そんな中での唯一の救いがヒロインだったと。なんだかんだでイヴァンが良い味出してて好きだった。2016/12/06
加那
3
主人公、嫌なタイプではないのですが、何故かはなにつく…。不思議?2016/07/05