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内容説明
ニローリ王国の王女イザベラは会議室でドメニクを待っていた。ホテルグループの経営者である彼に直接会い、ニローリでのリゾート建設に関する交渉をまとめるために。このプロジェクトの成功で、私の価値が決まる。緊張しながら待つイザベラだったが、彼はなかなか現れなかった。ドメニクはカメラのモニター画面でイザベラを見ていた。約束もせずに押しかけてきた相手に会う理由などない。だが、彼女は大変美しい。ここはひとつ、会って話してみるのもいいかもしれない。真摯に仕事に取り組むも評価してもらえないイザベラ。取引相手のドメニクは、そんな彼女の真価を見抜けるのだろうか。
著者等紹介
オークリー,ナターシャ[オークリー,ナターシャ][Oakley,Natasha]
ロンドン生まれ。すでに小学生のとき、大人になったら作家になりたいと言っていた。十四歳で演劇と出合い、シェイクスピアやイプセンやチェーホフに夢中になる。演劇学校を卒業後、プロの女優として活躍。最初の子供が生まれると家庭に入ったが、五人目の子供が夜泣きをしなくなったのを機に、作家になる夢がよみがえり、執筆活動を始めた。現在は夫と子供とともにベッドフォードシャーで暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
容姿端麗でお色気ムンムンのヒロインが自分の手腕を立証しようと躍起になるのに対して、ヒーローはヒロインに惹かれながらも認めようとせずウジウジしているというストーリーです。妻子を火事で亡くし、自らも救出に入り大火傷を広範囲に負い、ハンサムな顔にもケロイドが残ったことで、人と会うのもおっくうになったヒーローが仕事は出来るようだけれど、根性が悪すぎる。ヒロインがヒーローに惹かれたのも、ヒーローの火傷跡をみた同情が強い感じだし、惹かれる要素が感じられなくて、サラっと斜め読みしちゃいました。2016/08/29
くろうさぎ
0
ドメニクだってイザベラにメロメロになってたのにね・・・。2009/06/03
こえん
0
これの前をきれいに忘れてるみたいで分からないところがたくさんあった。…でも探し出して読みたいほどではないかも。罪悪感にとらわれてるヒーローが何だか鬱陶しくて…。ヒロインは前向きで良かったのに。2009/05/13