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内容説明
特別捜査官フィリップ・チェンバレンは、謎めいたエイドリアンに出会う。惹かれ合うふたりだったが、じつは彼女こそ、彼が現在追跡中の宝石泥棒“シャドー”だった。彼女の危険な復讐計画を知ったフィリップは、過去の自分の正体―伝説的な宝石泥棒“Ｐ・Ｃ”―を明かし、協力を申し出た。彼らは婚約の報告を口実に、エイドリアンの生家であるジャキール王宮を訪ねた。祝いの盛大な宴が終わりを告げ、ふたりのプロが暗闇で動きはじめる。
著者等紹介
ロバーツ，ノーラ［ロバーツ，ノーラ］［Ｒｏｂｅｒｔｓ，Ｎｏｒａ］
メリーランド州に育つ。１９８１年、シルエット・ロマンス「アデリアはいま」でデビュー。１９９１年に「マクレガーの花婿たち」でニューヨークタイムズ・ベストセラーリスト第１位に輝き、翌年には年間１４作がベストセラーリスト入りを果たすなど記録的な人気と実力を誇っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
ヒロインのプライドの高さが鼻について、入り込めなかった。ヒーローは何とか力になろうとするんだけれどそれを受け付けないヒロインによく我慢していた。ただ、ヒーローがもう少し自分の生い立ちを話して、互いに理解しようとしたら違う展開になっていたのかとも思った。二人共に殻を被ったまま言い合いをしているように感じてもどかしかった。ヒロインの変装が何度も楽しませてくれた。ある意味ヒロインの父も自分の立場とプライドに邪魔されて、妻を失った可哀そうな人だと感じました。ノーラさんにしてスッキリしない最後の締めでした。2019/04/19
