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内容説明
騒ぎの発端は、祖母が自分の持っていたデンビー社のすべてを今はもう身内ではないイザベルに残したことだった。「イザベルを説得して、株を買い戻せ」伯父にそう言われたが、アレックスは気が進まない。伯父は息子のクリスより甥のアレックスの力を買っているから、これを機会に跡継ぎとして指名したいのだろうが、アレックスはデンビー社にも、イザベルのことにも、巻き込まれたくなかった。イザベル―かつてクリスの妻だった女性。そして、アレックス自身にも苦い思い出を呼び起こす女性だ。だが伯父に促されて、アレックスはイザベルと再会することになる。