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内容説明
リーは弟をにらみつけた。なんてことをしてくれたの?姉弟二人だけでも世間に後ろ指をさされず生きていたいのに。事件を起こして補導された弟のために、亡き祖父の友人は、孫ニコラスをよこしてくれた。今や辣腕弁護士として活躍するニコラス。黒髪の、ちょっと澄ました少年はリーの初恋の人だった。今、弟の傍らに立つ体格のいい男性に昔の面影はない。「大人になったきみに会いたかったよ」あまずっぱい思いがよみがえるけれど、もうニコラスはわたしとは別の世界に住む人なのだ。が、彼は思いがけない提案をしてリーの未来の扉を開けた。一緒にロンドンに来て仕事を手伝ってほしい、と。
著者等紹介
ウィリアムズ,キャシー[ウィリアムズ,キャシー][Williams,Cathy]
トリニダード・トバゴの出身で、トリニダード島とトバゴ島、二つの島で育つ。奨学金を得てイギリスに渡り、1975年エクスター大学に入学して語学と文学を学んだ。テムズ・バレーに住んでいたが、現在は中部地方在住。夫との間に三人の娘がいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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