- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
パーディタはトップモデルの座になどなんの未練もなかった。世界中でちやほやされてきたが彼女の心はいつも虚ろで、予定どおり十年働いたら、モデルの仕事はさっさと辞めた。心の底に横たわる過去のもつれた糸を、今からたぐってほぐしていかなくてはならない。十七の時、パーディタはあこがれのルークと過ちを犯し身ごもった。ルークは、彼女をかわいがってくれた親戚ナタリーの夫なのだ。あの時は密かに施設で子供を産み、泣く泣く養子に出すしかなかった。その子供の消息がようやくつかめた。なんと、ルークとナタリーが引き取って育ててきたらしい。どうしても、ひと目だけでもわが子に会いたい。
著者等紹介
ドナルド,ロビン[ドナルド,ロビン][Donald,Robyn]
ニュージーランド北部の牧場主の家に、一男五女の長女として生まれた。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。