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内容説明
フェイビアは友人のジョアニーに誘われ、慈善パーティーに出席した。主催者のケイドは億万長者で仕事もできるが、私生活もはでで、世の中はお金の力でどうにでもできると考えている人物らしい。今では広告会社の重役として活躍しているとはいえ、両親の顔を知らずに苦労して育ったフェイビアにとって、彼のようなタイプの男性はもっとも軽蔑すべき対象だった。ケイドは彼女の存在に気づくと、言葉巧みに近づいてきた。思ったとおりの男ね…ちょっとだけからかってやろうかしら。フェイビアは甘えた声で男を追い回すわがまま娘になりすまし、人目もはばからず、なれなれしくケイドに体をすり寄せていった。「あたし、メアリー。なんでもあなたのお好み次第よ…」。
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