内容説明
レイク・エデンの風物詩でもある釣り大会が開催され、湖畔のホテルは大賑わい。ハンナは妹アンドリアとともに臨時のデザートシェフとして大活躍するが、つかの間の息抜きに出かけた湖の上で大会ゲストの死体を発見してしまう。すぐにマイクに知らせるも、捜査に首を突っ込むな、といつもうるさい彼が上の空でなんだか様子がおかしい。そして、心配するハンナに思いもよらないことを打ち明け―。
著者等紹介
フルーク,ジョアン[フルーク,ジョアン] [Fluke,Joanne]
本書の舞台のようなアメリカ・ミネソタ州の小さな町で生まれ育つ。教師、心理学者、ミュージシャン、私立探偵や映画脚本の共同執筆などさまざまな職業を経て、1980年に作家デビュー。2000年にお菓子つくりの名手ハンナ・スウェンセンを主人公にした“Chocolate Chip Cookie Murder”(邦題:チョコチップ・クッキーは見ていた)を刊行、毎年新作が発表される人気シリーズとなっている。現在は南カリフォルニア在住
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みにみに
14
ハンナシリーズ第25弾。今作も意味不明の殺人事件とその真相に、美味しそうすぎてズルい数々のクッキー。バタースコッチ味とか美味しくないわけないじゃん。長寿コージーミステリーの宿命だと思うけど同じ街で殺人事件多発しすぎ。主人公より街が呪われてるわ。毎回これだけのことが起きててよく次々イベントやるなぁとその不可解さにもハマってしまう。それにしてもドロレスの電話や頼み事がないだけでこんなにストレスなく読めるなんて。これならもうずっとノーマンの家にいればいいのに(笑)。今度はマイクの異変で終わるの?!それもズルい。2025/01/22
DONA
9
せっかくハンナは3姉妹なんだから妹たちのキャラを以前のように分けておいたらいいのに、アンドリアのこともお菓子作りの名人かのような設定にしてしまったら代り映えしないよね。今まではミシェルを名助手にしていたのになぜ変えたのかも意味不明。ハンナは一人で生きていく!と決めたかのようなのに2人の男性を翻弄して何なの!?・・と文句が次々出てしまいます。でも最後が気になるので続きも読むでしょう。2025/01/26
rara
5
イケメン設定だったのに最近ではすっかり大食いキャラになっちゃったマイクだけど、ど、どした?笑 続きは来年…笑2025/04/08
にゃんころ
5
事件がおまけと化して早数年。今回もまた然り。まあもうぶっちゃけ事件とかどうでもいい領域にきてるwノーマンは相変わらず作者にとって都合のいい何でもアリな存在になってるから、読んでてつらい。君には素敵な女性が他にいます!時間を無駄にしてほしくないなぁ。マイクも微妙になってきたし、それぞれのキャラ設定崩壊してるんだけど。アンドリアはあれじゃダメだよ…。2025/01/27
かお
1
え!?終わったの?マイクどうした?今回も美味しそうなクッキーやデザートやオムレツやなんやかや読んでると胃がもたれそう。2025/04/25
-
- 和書
- ダブルバインド 双葉文庫