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出版社内容情報
偽らず、切り開け。
「変わらないはずの状況は、ある日突然急変する」
アザミに、三倉に、糀谷に…
襲い来る人生の分岐点。
それぞれの選択が、互いの愛憎を揺るがしていくーーーー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
21
客に媚びないし、花魁になることを目指してはいないアザミという女性を通して、吉原/遊女の立ち位置の浮かびあがる。ドラマで売れっ子になったアザミの新規客は一年先まで予約が埋まっている。でも遊女は遊女。吉原の「男」の管理下の範囲でしか「自由」はないし、自分が置かれている環境の「不自由さ/監視下」に疑問を持つことも許されない。そこに絡んでくるのが吉原一の遊女山吹花魁。自分がなしえることができなかった夢、反抗をアザミに託す、だから山吹は身体をはってアザミを守る。タイトルも巧いけれど、アザミを応援したくなる作品。2025/04/03
毎日が日曜日
5
★★★+2025/02/09