内容説明
不遇の王女チェチーリアは、暴虐なクラウディオへ嫁がされた。継母の女王の嫌がらせだ。だけど「ここはとろとろだ。気持ちいいか?」彼の愛撫は情熱的で、荒んでいた心と体を溢れる愛情で潤してくれた。噂と違い誠実で優しい夫との生活に幸せいっぱいのチェチーリアだが、亡き母の形見を彼がなぜか持っていて!?更に継娘の幸せを聞きつけた女王が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
28
最後のほうでテンポアップしてビックリ。2025/05/31
十六夜
4
継母である女王に疎まれ辺境の豪雪地帯へ嫁ぐことになったヒロイン。初っぱなからキスしちゃうヒーロー、好きな気持ちダダ漏れやんという。ヒロインも前向きに頑張るのでなんだかんだすぐに打ち解け、新婚ラブラブ話……かと思いきや、最後はわりと政変な感じになって物騒でびっくり。無事に女王と義姉はどっかに行ってヒーローとヒロイン弟でがっちり国の地盤を固めてハピエンという形だったわ。安定のエロに安定の溺愛。2025/07/24
ルーシー
4
王と王妃だった両親を亡くした後、女王となった義母に疎まれ少ない使用人と共に離宮で育ったヒロインは王家との縁を望むという冷血で恐ろしい噂のある辺境伯に嫁ぐように命じられる。恐る恐る対面した辺境伯は無愛想だが不器用な誠実さを持つ人で…。 辺境で自分の居場所を見つけるヒロインの芯の強さと厳しい自然の中で生活をする人たちの明るさ、優しさも素敵でした。そしてヒロインにより変わるヒーロー(辺境伯)も良かったです。 今回動物は出ませんでしたがとても面白かったです。2024/12/11