内容説明
姉ネバダの結婚式が間近に迫り、カタリーナはさまざまな準備に追われていた。ところが、夫になるローガンの一族に代々受け継がれてきた花嫁のティアラが忽然と消えてしまう。状況から見て、式に参列するため集まった親族の“能力者”の仕業に違いない。どうやらこの結婚が気に入らない人物がいるようだと、秘密裏に犯人捜しを依頼されたカタリーナだったが、その矢先に最悪な事件が起きて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
63
シリーズ3冊まで読了した〈ネバダ編〉から次の〈カタリーナ編〉までをつなぐ1冊。ネバダとローガンの結婚式が行われることになった。ところが一族に受け継がれていたティアラが消えてしまう。ローガンの母アローサからティアラ探しを頼まれたのは次女のカタリーナ。アローサの兄弟姉妹は複雑でどうやら身内が怪しい。今作はこの次女のカタリーナが主人公だ。タイトルの「目覚め」どおりこれからの活躍が予想されるストーリー。軽く読めるけど内容もつなぎいう感じだった。2025/01/09
アカツキ
12
Hidden Legacyシリーズ7作目(時系列的には4作目)、ネバダ編とカタリーナ編の繋ぎとなる物語。カタリーナはネバダの結婚式のために奔走する中、ローガンの母親から結婚式で使うティアラが親族に盗まれたと告げられる。まだ敷地内にあるから見つけてほしいと頼まれて…。読みたいと思っていたから翻訳されて嬉しい。結婚式のゴタゴタ話が好きなので面白かったが、人物把握が大変なのが玉にキズ。一覧表はあるけれどわかりにくく、結局本文を探すことになる。2024/12/18
aiko
5
Hidden Regacyシリーズ①〜③の後に位置する中編。本編の内容を受けた面白さがギュッと詰まっていて一気読み。姉ネバダの結婚式準備と並行して起こる事件でのカタリーナの苦労と活躍ぶりに彼女が主役になる④〜⑥を今一度読み返したくなりますね。2025/01/23
ユキタ
5
ネバダ編とカタリーナ編の間に位置する中編。結婚式への思い入れが強すぎてゴジラもかくやのモンスターになってしまったネバダに知られず、花嫁のティアラ盗難事件を解決することになったカタリーナの物語。ネバダ編のシャイなカタリーナが、カタリーナ編では見違えるほど逞しくなっていたのに面食らった記憶があるので、その過渡期を楽しむことが出来て楽しい1冊だった。これで翻訳追いついたのか~。早く末妹編が読みたいな。2024/12/16
只今小説熟読中
3
久々にこの世界に戻れて、久しぶりて思いながら読んでました。 短いながらも魅力が詰まっていて面白かったです。 カタリーナ編を読んでから年数経ってるのでまた読もうと思いました。2024/12/22