内容説明
八歳で両親を亡くし、侯爵家に嫁いだルーフィナ。しかし、夫とは結婚が決まった日以来一度も会っておらず顔も覚えていない。しかも、夫の側にはいつもある女性が…。結婚して即別居し、二人が白い結婚であることは周知の事実となり、ルーフィナのもとには日々お見合い話が舞い込んでくるほどだった。そんな二人の関係に変化をもたらしたのは、十六歳になったルーフィナが社交界デビューで参加した舞踏会で、王太子とその婚約者が引き起こした婚約破棄騒動…?あれから、クラウスが突然ルーフィナのもとを訪れ、その後もなぜか頻繁に会いに来るようになり、二人は少しずつ距離を縮めていくが…?
著者等紹介
秘翠ミツキ[ヒスイミツキ]
2021年ウェブ発表作の小説で書籍化デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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