- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
出版社内容情報
夢の中でキスをした。
手の届かない、雲の上の人と。
ロンドンで社交界デビューを果たした直後に父が破産し、
グレーフォード子爵の館で家政婦として働きはじめたエマ。
若すぎる彼女は従僕やメイドに見下され、忍耐の日々が続いた。
そんなある日、見目麗しい新子爵ジェームズが帰還する――
運悪く、悪臭を放つ漬物液で玄関ホールが水浸しになっているところへ。
その後も失敗続きだったが解雇は免れ、エマは胸を撫でおろした。
ところが翌日の真夜中、ジェームズが傷を負って帰宅する。
とっさに私室で手当てするうち、思いがけず親密な空気が漂って……。
そのときのエマは知るよしもなかった。
自分が身のほど知らずの恋に落ちてしまうことを。
「君は僕にとってもったいない人だ」領民が待ち望んだ五月祭の夜、人気のない倉庫でジェームズは囁き、エマに口づけます。つかのまの甘美な喜びを自分に許すエマでしたが、子爵が家政婦ふぜいを愛人にして笑い物になることを恐れ、泣く泣く辞職を申し出て……。
内容説明
ロンドンで社交界デビューを果たした直後に父が破産し、グレーフォード子爵の館で家政婦として働きはじめたエマ。若すぎる彼女は従僕やメイドに見下され、忍耐の日々が続いた。そんなある日、見目麗しい新子爵ジェームズが帰還する―運悪く、悪臭を放つ漬物液で玄関ホールが水浸しになっているところへ。その後も失敗続きだったが解雇は免れ、エマは胸を撫でおろした。ところが翌日の真夜中、ジェームズが傷を負って帰宅する。とっさに私室で手当てするうち、思いがけず親密な空気が漂って…。そのときのエマは知るようしもなかった。自分が身のほど知らずの恋に落ちてしまうことを。
著者等紹介
アシュフォード,ルーシー[アシュフォード,ルーシー] [Ashford,Lucy]
子供のころから本の虫で、近所の図書館の常連だった。ノッティンガム大学で英語と歴史を専攻し、卒業後は英語学の講師となる。大好きなヒストリカル・ロマンスの中でも、最もお気に入りの時代は英国摂政期。美しい英国貴族の館チャッツワース・ハウスやハドン・ホールにほど近い古い石造りのコテージで元弁護士の夫とともに暮らし、趣味のガーデニングや散歩を楽しみながら物語の構想を練っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。