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内容説明
「目覚め…」彼女はみずからに与えられた名をつぶやき、そのエキゾチックな響きにうっとりした。嵐に巻き込まれ、美しい小島に流れ着いた彼女はすべての記憶を失っていた―自分の名前さえも。救ってくれたのは、島の持ち主シーク・ラシッド。産油国アザールの首長にして、世界有数の大富豪だという。横柄だが自身に満ちたふるまいに、彼女はいつしか魅せられていた。記憶が戻らなくてもいい。彼のそばにいたい。でも彼と顔を合わせるたび、頭に不吉なメッセージが浮かぶ。“ラシッドは敵。彼は悪人”いったいどういうこと。
著者等紹介
ホワイト,ロレス・アン[ホワイト,ロレスアン][White,Loreth Anne]
南アフリカで生まれ育つ。地元新聞の編集を担当。やがて二人目の子どもを授かってから、ロマンス小説を書き始める。現在は、家族とともにカナダのブリティッシュ・コロンビア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
推理物としては珍しくサラリと読めた。悪者は居るんだけれど、それ程恐怖心を煽るもこともなく、ストーリーに入り込めます。ヒーローの娘がとても可愛くて、ヒーローが娘のことをとても愛しているのもグッときます。ヒロインが記憶を取り戻す過程で、ヒロインの娘と似た境遇を体験し、今も完全に立ち直っていない苦悩とも立ち向かう姿も良かった。仕事と私情に挟まれながらもヒーローを信じているヒロインと、娘の回復に喜びながらも、ヒロインに嫉妬しながら惹かれるヒーローに好感を持った。2018/08/03
くろうさぎ
0
ヒロインの仕事がすごいですね。LSでは、そういう感じが多いんですねぇ、、ヒーロー娘のカミラがとってもかわいいです。2012/08/09